将来の夢は俳句が詠める粋な大人

以前から俳句や和歌などに無性に触れたくなることがあります。そんな時は一般の人の歌を紹介するテレビ番組などを観て日本語のよさを再確認するものです。決められた文字数で「四季」や「恋をしている心境」などを現すのは難しく感じますが、短い言葉で表現することは端的で受け手にとっても感情が伝わりやすいのではないかと感じるものです。
さて私には兼ねてからファンである俳人がいます。この方はお酒を飲むことをこよなく愛しており、赤提灯が灯る店を巡る書籍を出しています。この本には店の名物料理を始め、店内の写真、値段などが書かれています。紹介されている居酒屋はどこも味があり、特に料理は安くて美味しそうなものばかりです。そして一番のお気に入りは、この俳人が読む俳句が書かれているところです。一つ一つの飲み屋さんの感想を現しており、どれも味わい深く、季節を絡めて詠っているところも趣があると感じます。
この本を読んでいると私も将来立ち飲み屋のカウンターで一句書けるような粋な大人になりたいと思うものです。また焼酎や日本酒、酎ハイなどは渋さがあり、歌を詠むにはぴったりなシチュエーションを提供してくれそうです。この作品を通して酒飲みの極意と俳句を極めてゆきたいものです。

イラストレーターの作品から学ぶ美的センス

兼ねてから大ファンのイラストレーターがいます。この方の描く絵はとてもおしゃれで洗練されており、いつ観ても刺激を与えてくれます。
このアーティストとの出会いは、ふと訪れたセレクトショップでした。散歩をしていた時に通りかかったお店でこの方の手掛けたキャラクターの雑貨を見つけました。どれもとても可愛くてセンスのよいものばかりで、見ているだけでも心弾みました。どれを購入しようか悩んだ結果、優しい顔立ちをしたインディアンの貯金箱を購入しました。今はダイニングテーブルの上において、小銭を貯めております。そして愛くるしい表情のキャラクターを眺めなら日々過ごすことで、心もいい具合に癒されています。
私は大正ロマンを描く作家や60年代~70年代に掛けてファッション雑誌などに提供していたイラストレーターの作品に触れることが好きです。なぜならば美意識が高くセンスがあるものが多いと感じるからです。こうした作品を見ていると時代に左右されなない良さを感じると供に、現代でも充分に生かせる「美」を学ぶことが出来るものです。そして町にある本屋や個性的な書店などに並ぶアーティストの画集などにふれることは、自分自身の感性を磨くことにも一役買っていると感じるものです。
これからも「いいもの」を見つけるアンテナを張りながら「これ」という書籍を手にとりつつ色々な方面から「美」を吸収してゆきたいものです。

不意の友人からの電話から思い出したマンガ

昨晩のことです。長らく連絡をとっていなかった友人から電話が掛かってきました。私は既に携帯も変えており、彼女の連絡先も登録していなかったため最初は誰か分からず戸惑いました。しかし声を聞き話しているうちに、当時の記憶が蘇ってきました。一緒に行ったヒップホップアーティストのライブやテクノイベント、よく飲みに行ったお店など、まるで走馬燈のように浮かぶ彼女との思い出は私にとってかけがえのないものだと改めて実感しました。あれから時が経ち、日々の生活に追われてすっかり忘れてしまっていた供に過ごした時間を紐解くような友人からの電話は、思いがけないプレゼントのように感じました。
音楽の話で盛り上がっているうちに、その頃はまっていたマンガを思い出しました。それは、メタルをテーマにしたギャグマンガです。本当は渋谷系の音楽が好きなのに、不意なことからメタルバンドのボーカルとなってしまった主人公の苦悩と葛藤を描いたもので、とてもコミカルにかつユニーク作品でした。私の周りでも当時読者が多く、お酒の場ではネタとしても登場し大いに盛り上がったものでした。あれから月日は過ぎましたが、またもや再浮上したこのギャグマンガを改めて読み返そうと考えています。これもまた友人がくれたささやかなプレゼントだと思うからです。

お金恐怖症の青年が教えてくれる大切なこと

人は生きていく中で様々な悩みや葛藤をするものです。そんな私達にとって永遠のテーマと呼ばれる四つのカテゴリーがあります。それは「愛」「健康」「仕事」「お金」だそうです。確かにどれも生活と密接に関わっており必要なものばかりです。なかでも「お金」はよい関係を築きたいものの一つだと思います。
先日マンガが原作となった映画を観ました。この作品はお金を扱う仕事をしていた主人公の男性が、職場での事件をきっかけに「お金恐怖症」になってしまう話です。都会の生活を捨てて田舎暮らしを始め一銭も使わずに生きていきたいという彼ですが、自給自足とはいえ家賃、薪や生活雑貨、農具など支払わなければならないものはたくさんあります。逃げるように都会を後にした主人公にとって、この現実はとても恐ろしいものだったようです。しかし、恐怖心があったが故に背けていた現実を目にすることで、心に追った傷と別れを告げ潔いラストが待っています。この映画はとても面白くかつシュールに描いており、面白く終わり方もスッキリしているので後味も非常によいものになっていました。でも鑑賞した後に、銭と自分の欲望をコントロールすることは何処かにていると気付きました。どちらも意のままに突き進んでしまったら歯止めが効かなくなりそうだからです。それを知るのと知らないのとでは、生き方は違ってくるように思います。この作品は大切なことを教えてくれる参考本のような存在だと感じました。

犬猿の仲と言われる野球チームを応援する彼と父

犬猿の仲という言葉があります。この言葉の意味は、顔を合わせればケンカばかりしてしまい、敵対心を抱いてしまうことをいうのだと私なりの捉え方をしています。人間同士も去ることながらスポーツの世界でもファンが相手方のチームをライバル視することは少なくありません。
先日、ある短編小説を読みました。そこには彼女の父親と義理の息子になろうとしている男性が犬猿の仲であるスポーツチームを愛するが故の葛藤が描かれていました。
女性が彼氏を父に紹介する日、テレビでは関東と関西の野球チームの試合が流れています。しかしながらマイペースなフィアンセになる男性は試合に夢中になり、最後には相手チームのファンである父親とテレビの前で毒のある野球話に花を咲かせます。この家族は、みんなあまりスポーツには興味がないようでお父さんは少々寂しかったようです。そこに義理の息子となる男性が登場したことは、仲間ができたと感じられて嬉しかったのでしょう。最後はとても楽しそうな描写で物語の幕が閉じるのです。
ライバルという関係は様々です。仕事や趣味であったり、恋敵であったりとその都度かたちは変わるものです。でもお互い応援するチームが違うとしても、スポーツが好きなことには変わりありません。そこから膨らむ話もあるし、会話をしてゆく中で新しい発見に出会うこともあります。そんなことを考えると敵、味方関係なく思い切って仲良くしてしまったほうが勝ちなのだと感じます。何はともあれこの小説がハッピーエンドで本当によかったと思いました。

森を舞台にした優しい絵本

散歩をしていて疲れた時にふと入ったカフェで一冊の絵本を読みました。それは二匹のうさぎが出てくる物語でした。全体的にモノトーンな色でまとめられており、黒と白のうさぎが出会い、お互いの関係を育み結婚するまでを描いたものでした。動物の表情の優しさと美しさは読んでいる者を惚れ惚れとさせると感じたものです。黒と白の対照的な色の二匹が心通わせるストーリーは、人間の世界で全く異なる価値観を持つもの同士が気持ちを通じ合わせることの大切さをも気付かせてくれるものでした。純粋におおらかな気持ちを持ち、人との関係を築いてゆきたいとこの作品を通して強く思ったものです。この物語のラストは森に棲む動物達が結婚を祝いダンスパーティーをするシーンで終わります。リスなどの小動物から大きなクマまでもがみんなで二匹の結婚を祝うイラストは、とても微笑ましくて幸せを感じさせてくれるものでした。
動物達は過酷な弱肉強食の世界を生きています。しかしながら人間の世界に身を置く私自身もまた少々過酷さを強いられることがあるものです。それは弱肉強食とは言わずともなかなか生きづらいことが多いからだと感じます。一冊のこの絵本はそんな私にちょっとした夢と想像力を与えてくれると供に、心のオアシスを提供してくれました。この作品で得た優しさを思い出しながら、日々の生活を送ってゆこうと思っています。

人生の上級者を目指すなら

自分よりも年上の女性が手掛けた書籍を読んでいると勉強になることが多いものです。経験値の高い方々が書いた作品には重みと濃厚さ、そして粋な楽しみ方がつまっているからです。それはおしゃれにおいても同じだと思います。年齢を重ねて熟知したファッションセンスは基より、本当に自分に似合う洋服を装っている人はとても魅力的だからです。
数ヶ月前にファッションについてのドキュメンタリー映画を観ました。ニューヨークで暮らす年を重ねた女性達の生活を取材したものです。出演者は60歳以上のパワーみなぎる方々です。この作品の監督は斬新な服装に身を包んだ女性達を街角で撮り続けてきました。そして撮り貯めた写真が有名ファッション誌の目に留まり、被写体となった方々の魅力が話題となったことが映画制作のきっかけとなったそうです。確かに出てくる人達は独自のセンスを持っており、色使いやアクセサリーの使い方が斬新でした。このスタイルは洋服だけではなく、ライフスタイルにも言えることなのです。それは自分軸を持ち軽やかに振る舞うことができる姿勢なのだと思います。
この映画に出演しているような人生の上級者になることは、ただ年齢を重ねるだけではなくどう過ごしてきたかが大切な要素になるのでしょう。そのポイントは、辛いことも嬉しいことも自分の身に起きたことをしっかり受け止めて生きてゆくことなのではないかと思います。そんなライフスタイルが魅力となり、豊かな感性に繋がってゆくだと思います。これからもそんな人生の上級者達の作品からたくさんのことを学んでゆきたいものです。

クールと斬新さが魅力の80年代カルチャー

先日80年代の邦楽がかかるスナックに行きました。私の知人が行きつけの店ということもあり、スタッフの女性やママさんとも仲良しだそうです。そのためか気風のいい若いママとも会話が弾みとても楽しい時間を過ごすことができました。
そして何よりも印象深かったのは店内のテレビ画面に映るPVとその画面を観ながら歌うサラリーマン達の姿でした。始めはそのノリに入り込むために必要なテンションを上げることに一生懸命でしたが、いつしか口ずさみそしてリクエストしている自分がいました。
さて80年代といえば音楽だけではなくファッションや文学などの幅広いカルチャーで斬新なことがたくさんあったように思われます。特に当時のファッションといえば肩パットが入ったスーツが思い出されます。PVにもたくさんのミュージシャン達が肩パット入りの洋服を身にまとっていました。肩パット以外にも当時のファッション誌のページをめくれば、ボディコンやテクノカットなど今の時代では出会えないもの達が凝縮されています。
その時代を生きた人もその頃まだ生をうけていない人も80年代カルチャーに接するチャンスがあるなら、是非触れてみるのもいいかもしれません。きっとワクワクすることがたくさんつまっていることでしょう。

雑誌から得る女性の充実した生き方

数週間前の週末に美容院へ行ってきました。美容院での時間は、心と体をリセットするためにも大切なひと時です。スタイリストさんやお客さんと会話をすることや雑誌をくまなくチェックすることで、長い施術時間もあっという間に過ごせるものです。私の美容室での過ごし方は主にファッションや料理雑誌を読む事が多いです。ファッション雑誌からは最近のトレンドのアイテムやコーディネートなどを知ることができますし、雑誌に掲載されているコラムなどを読む事で様々な情報を得ることができるのも楽しいものです。最近ではファッション以外のコーナーも充実しており、経済情報や貯蓄方法、キャリアを積んだ女性のインタビューなどの記事はとてもよい勉強になります。
先日読んだ雑誌には、数々の洋画作品の翻訳を手掛けている女性翻訳家2名の対談が掲載されていました。現在40代の女性と翻訳歴20年以上のベテラン女性の対談でとても興味深く読むことができました。その仕事に就いて20年以上の歳月を経た翻訳家の言葉からは仕事に対するプロフェッショナルな姿勢が垣間見ることができ、現代社会で生きる女性達にも役立つ知恵をたくさん吸収することが出来る内容になっています。また一番驚いたことは、この仕事を始めたのは40代を過ぎた頃だったということです。もっと若い時から従事していたと思っていたので、正直驚きました。しかしながら、この方の仕事振りを拝見していると、幾つになっても新しいことにトライすることは遅くないと思うことができます。これは、今生きる30代、40代女性にとって、とても大きな励みになります。寿命が延びつつある現代社会では年を取っても充実した生活を送ることに意義があると思います。また年齢に関する固定観念を持たずに足取り軽く生きることは、幾つになっても素敵な女性でいるための秘訣なのではないでしょうか。

書店で販売しているエコバック

街を歩いていると色々な種類のエコバックを目にします。アパレルブランドが手掛けるものや有名ブランドのロゴが入ったものまで様々なデザインや柄のものがあるので、街行く女性を見ているだけでも楽しむことができます。そんな私も現在3種類のエコバックを使っています。買い物に行く時には海外旅行のお土産にもらったフランスのスーパーマーケットの手触りがよい布製バッグ、ちょっとしたお出掛けにはシンプルなゼブラ柄のマチが広いもの、そして最近ある書店のロゴが入ったものを使い始めました。ブックストアが手掛けたということもあり、大きめの本を入れることができるA4サイズのこの布カバンはとても丈夫な作りで、使い勝手も非常によいです。茶色の生地に同系色の花と葉が描かれていて真ん中には味のある字体でこの書店名が入っています。サブカバンとしても使うことが出来て、色々なものを詰め込んで落ち歩いています。何よりも同じものを持っている人がいないのも嬉しいものです。また、移動時間などに読書をすることが多いので、単行本はもちろんのこと文庫本もこの鞄に入れることができるため、長い時間電車に乗る時などはうってつけのアイテムだと感じています。これからも書店が出している布製鞄をチェックして、素敵なデザインのものを見つけたら購入しようともくろんでいます。